げろーまにうむ

アニメを見るだけのマシーン

アニメは本当に三話までで判断していいのか

どこの誰が言い始めたのかは知りませんが深夜アニメ界隈でよく聞いたこの言葉(作り手が言い始めたことなら申し訳ない)
放送時間などの要因で一話しか見ない、そもそも見る前にキービジュアル、あらすじ、スタッフ、キャストで切られてしまうことも珍しくなく優しいほうだとは思います。

ただ2クールものに適応されるのかなど割と疑問的な面もあり自分はあまり好きではないです。
更に制作側もこれに迎合して時々公式がインタビューなどで○話まで見てくださいなどと言ってしまっている作品を見ると正直げんなりしてしまいます。

たいていその話数にショッキングなシーンを用意して気を引こうとするのですがこちら側は何かが起こるんだろうなと身構えてしまうし結果想像を超えるものはなかなか出てきません。
商業ですし見てもらわなければならないというのは重々承知の上ではあるんですがこの手段は悪手だとすら思っています。

作品は全話通して見て初めて一つの作品になると思っているのですが前提にあげたような作品はそのシーンが浮いていて終盤に繋がってこないという印象を受けます。

勿論僕自身が見れる範囲は全部見るという宗派に属しているのとなんでもないような描写が実は大事なことだったという演出が好きなこともありますが。
極端な話面白い作品はこれなんか普通と違うなと漠然とですが感じることのほうが多いですしあまり気にせずに作ってほしいですね。

〆がふんわりしたイメージで終わるのも何なのでごく主観的なものですがどうしても作品を切るかどうか悩んだ時はOPにいるキャラが全員登場したかどうかで判別したらいいと思っています。
特に原作付きのものだとあるキャラの登場で作品の雰囲気がガラッと変わることがよくあるのでとりあえず悩んだらそこまで我慢してください。
たまにそのキャラが結局最後まで登場しなかったりしますが…作品を切るのは自己責任で。